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イスラム神秘主義“スーフィズム”より「鳥の会議」


昨日の投稿から鳥繋がりですね


鳥の会議


あるところにフーポーという鳥がいました。

ある日フーポーは全世界の鳥たちに向かってこれから会議を行なうので集まるようにと呼びかけました。全世界の鳥たちは一カ所に集まって、フーポーの話を熱心に聞きました。フーポーは次のように呼びかけました。

「私たち鳥には、サイムルグという名前の神様がいる。サイムルグは幻の国の宮殿の中で生活している。これからサイムルグに会いに行こう」

しかし、遠く離れているサイムルグの宮殿に行くには、長く危険な厳しい旅になることは目に見えており、命の危険も覚悟しなければなりません。そこでフーポーは、「サイムルグに1回でも会えば、私たちは覚醒し、本当に生きる目的を見つけ、幸福になれる」 と語りかけました。

鳥たちは顔を見合わせ相談しあいました。神様には会いたいけれど危険な旅であり躊躇しているのです。

するとフーポーは、「行きたくないのなら行かなくてもいい。しかし行きたくない理由をみんなの前で言いなさい」と言いました。 鳥の中でもっとも美しい声を出し人間を喜ばすことで有名なナイチンゲール(ウグイス)は、「私は本当に行きたいのです。だけど、長い旅の中で声が枯れれば人間を喜ばすことができません。私の使命を果たせないんです」と言いました。

それに対してフーポーは、「ああそうか。それならやめて結構だ」と答えました。 他の鳥たちも次々と前に出てきて、行きたくないいや行けないと、理由を説明しはじめました。結局、集まった鳥たちの中で、行くことを決意したのは数百羽にすぎませんでした。

それから7年にわたる彼らのつらく苦しい旅が始まりました。

そのうち三分の一の鳥たちは、その途中の危険な冒険のなかで脱落していきました。サイムルグの宮殿にたどり着いたときには、もう37羽しか残っていませんでした。到着した鳥たちも疲れ果て、羽は落ち、貧弱になって、ボロボロでした。

限界の中でようやくたどり着いた鳥たちは、宮殿の責任者に案内されて、サイムルグの部屋に通されました。その部屋には大きなカーテンがあり、その向こうでサイムルグが待っていると言われました。37羽の鳥たちは気を取り直して期待に胸をふくらませました。長いあいだ待たされました。

どのくらいたったのでしょう。ようやく「今からサイムルグとの対面ができますよ」と言われました。カーテンの幕がゆっくりと上がっていきます。しかしそこには、誰もいませんでした。

「どうなっているんだ!」「7年間ボロボロになるまで飛び続けて、危険な目にあって、いろんな体験をしてやっとのことでここまで来たのに、誰もいないじゃないか!」 鳥たちは騒然となりました。

皆はフーポーに向かって言いました。「サイムルグはどこにいらっしゃるんですか!?」それに対してフーポーは静かな口調で、「じつは君たちに言わなければならないことがあるんだ」と言いました。 みな、フーポーの次の言葉を待っています。フーポーは言いました。

「サイムルグとは、じつは37羽の鳥のことなんだよ」

それを聞いた鳥たちは、自分たちの数を数えました。そのとたんに、彼らは悟りを開きました。「ああ、俺たちがサイムルグなんだ」と気づいたのです。



以上


【軽く解説】

あらゆる宗教体系には一般ピーポー向けに開かれた“顕教”と、選ばれたごく一部の者にのみ伝えられる“密教”との大きく分けて二種類があります。イスラム教とスーフィズムは、無理矢理例えるならばキリスト教とグノーシス派の関係といった感じでしょうかね。
スーフィーと言っても諸派様々なようで、当然一言でこのようななどと言える代物ではないのですが、こういった短編的な物語の形態を取るモノもあるようです。

まぁ日本人的には仏教が身近であり、感覚的にキリスト教は常識の範疇、(特に原理主義的)イスラームは非常識に映らなくもないでしょうけど、こと密教になると基督教も神性が己に内在するといった教えが見え隠れしてて、少しだけ親近感が沸くかもね。

宗教とは民衆を洗脳しコントロールするツールではあるけれど全てが嘘捏造というわけではなく、特に密教に足を踏み入れて行くと、ときの支配者が独り占めして来た様々な奥義に触れることが出来たりします。

■スーフィズムとは何か -鋼鉄的伝説 Legend of steel-
http://asianblue.info/kukais_wind/sufu.htm



ジョーカーマンはナイチンゲールの調べに合わせて踊る
鳥は月の光をあびて飛ぶ


zacky | ・伝説・神話・宗教聖典など | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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